壊れて修理不能な車の「全損」には物理的全損と経済的全損がある

壊れて修理不能な車は「全損」という扱いになるのですが、この全損は、異なる二つの意味で使われています。

まずは大幅に修理不能な物理的全損と、そのほか、修理費が保険の支給額を上回ってしまうものを経済的全損と言います。

事故などの際、車両保険から支払われる額は、加入時に決まるのではなく市場評価額ベースで変化していきます。

自動車保険を扱う会社はJAAI発行の冊子をベースに支給額と市場相場に乖離がないように努めています。

もし実勢価格と違うと思ったら、そのままにせず、交渉に持ち込むという手もあります。

雨天や曇天、夕方など暗いときに査定してもらうと、総じて車のアラが目立たないのでマイナス点がつかない分、高額査定が見込めるなどと言われますが、見落としやすいからこそいつにもましてしっかり見ようと努力もするでしょう。

そもそも洗車してきれいな状態の車というのは天気の良い日にはその美しさが際立ちます。

お天気次第で短所もあれば長所もあるわけで、いまさら査定日と天気を関連付けて考える必要はあまりないでしょう。

車を処分する際の査定にはタイヤのコンディションは価格に及ぼす影響は少ないでしょう。

けれどもスタッドレスタイヤを使用しているなら、面倒でもノーマルタイヤに戻した上で売るべきです。

スタッドレスは高価ですが、雪国などでもない限りノーマルタイヤの方が需要があるので、交換してから中古車市場に流通させるという余計な手間がかかります。

つまりそれだけ引かれた額が買取額となります。

買い替えや処分などで車を手放す際に考えられる選択肢は、下取りと売却の2種類に尽きるでしょう。

売却の方を選ぶのであれば複数店舗に見積りを出させて金額を競わせ、高い買取額を狙うというのもありです。

その対極にあるのがディーラーによる下取りですが、この場合は一社のみの独占ですので競争による高値買取りのようなものは期待できません。

そのかわり購入と売却が同じ場所で出来るというのはラクです。

その時の状況にあわせて柔軟に選択すると良いでしょう。

買取業者が車の代金を振り込んでくるのは、契約日から数日、ないし一週間後とみておけば良いでしょう。

もし査定金額に満足してその場で契約を決めた場合でも、ひとつでも書類や印鑑などが欠けていたら正式な契約という扱いにはなりません。

売却代金を早く受け取りたいと思ったら、売る決意が固まった段階で、査定を依頼する以前に先行して書類集めをしておくと手続きが早く済みます。

また、書類は軽乗用車と普通乗用車とでは異なるため事前にネットなどで調べておきましょう。

初めて車検を受けて国に登録した年を初度登録年といい、その年から経った年数で何年落ちといった言い方をするものです。

勘違いされている方も多いのですが、製造年は関係なく初年度登録(車検証を見るとわかります)がベースなので気をつけてください。

年式の古い車は査定額が落ちるのが普通で、10年目からは過走行車ということで非常に低い価格になるのが普通です。

売っても儲けは僅かでしょうが、買う側から見れば10年落ちで安い価格帯になっている車の中には状態の良いものもあるわけで、探し方次第では掘り出し物が見つかるかもしれません。

車内の掃除が行き届いていたり、あらかじめ洗車しておいたところで、掃除状況は業者によるチェック対象ではないので査定額は変わらないです。

素人による清掃は業者だってできてしまうわけですから、当然です。

しかし掃除が無意味だと言う人は少ないです。

汚いままでは業者も不愉快でしょうし、逆に清潔でキレイにしてあれば、気持ち良く値付けが出来ます。

買う側だとて人間ですし、誠意を見せれば結果はプラスとして戻ってくる可能性があります。

業者は年式や色といった机上データのほか、独自のポイントシステムで車の価値を算出していきます。

未修理のこの項目はマイナス3点、走行キロ数はプラス2点といった感じでプラスマイナスを加味して最終的な査定額となります。

中古車市場でも人気不人気車種は存在しますが、ほかに具体的な見所といえば、ボディの傷、ヘコミ、修復歴とその状態、走行キロなどで、当然ながらメーター付け替えは違法です。

査定のプロが見るのですから、事故歴や修理の痕を隠そうとしてもバレずに済むはずがありません。

消費生活センターには例年、何千件もの中古車関連の相談が寄せられています。

最近では買取に伴う相談電話が右肩上がりに増えています。

相談例の一部としては、ウェブの一括査定サービスに登録したところ、夜間や仕事中にも電話がくる、頼みもしないのに訪問査定に来て、帰ってくれないので契約したが解約したいといったものです。

おかしいなと思ったら、消費生活アドバイザーなどがいる窓口へ相談するのが大事です。

諦めてはいけません。

中古車というのは需要によって値段が上下するのが常ですから、中古車を査定する際に業者が提示した価格にも有効期限が設けられているのが普通です。

実際に何日間の設定がされているかはまちまちですし、念の為にその金額がいつまで有効なのかを担当者に確かめておいたほうが良いでしょう。

日数は多くても2週間以内といったところです。

ただ、中古車の相場の変動が大きい時期になると、短縮されていることが多いので注意が必要です。

参考:廃車の処分ちょっと待って!おすすめの廃車買取業者を教えます
URL:https://www.bestattendancesoftware.com/